僕がカガクの面白さを教えてもらった本。と言っても、れっきとした「頭の痛くなる科学の教科書」ではある。ただ、面白い演習問題がいろいろ載っていて、「地球の気温が20から30度くらいなのはなぜか?」とか、「木はどれくらい高くなれるか?」と か言う問に答えられるようになる。「サルはシェイクスピアを打てるか?」という話は第2章演習問題4、「”決して生じない”ということの意味」として載っている。このコラムの注のいくつかもその問題が載っているページの注からとってある。  この教科書の説明は一般的に、直観的で解りやすいが、一方でいい加減で誤りも多い、このコラムのように.....。