インタラクティブ・サイエンス・コラム

突撃インタビュー 

東京工業大学・理学部・地球惑星科学科・教授

丸山茂徳氏

「人類に未来はあるか?」

 生物とは何か?これは人類の永遠のテーマだろう。かつて、量子力学を作り上げた物理学者の一人であるシュレディンガーも「生命とは何か」という名著を残している。物理学者が物理法則を研究するのは世界の仕組を知りたいからだが、世界の仕組を知りたいのは結局、「人類とは何か」という問に答えるためではないか。この問に答えるには結局、「生命とは何か」ということを避けては通れない。(人間も生物の一種に過ぎないのだから。)だからこそ、「生命とは何か」というテーマには誰しも心引かれるものがあるのではないか。今回のInteractive Science Columnは地球の歴史の研究を通じて生まれてきた新しい生物観について東京工業大学地球惑星科学科教授丸山茂徳氏に突撃インタビューを敢行した。

○地球と生命の共生進化
○生命とは物質の一存在形態に過ぎない
○人類の歴史と地球史の共生進化
○人類に未来はあるか?


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