レフェリー(続報)

このレフェリーの件だが,難航中。最近、Supplemental Materialと称して、論文以外の情報をオンラインで提供することが大はやりである。Bioinformaticsの場合は、このオンラインの提供場所を著者が提供することになっている(僕もそうしたが、実は論文に掲載のURLを間違えられてあわててURLの方をなおしたことがある)。が、今回の論文のかなり重要な情報がSupplemental Materialとなっており、しかも、論文刊行前なので論文に書かれたURLに行っても何もない。仕方ないので著者から編集者経由で送ってもらう羽目に。ようやく届いた中身は大して大きくもない一枚の表。これがないと「どの遺伝子を解析したか」が解らないという重要な情報なのに、この程度の大きさのものをなぜSupplemental Materialとするのか理解に苦しむ。しかも、かなり重要な論文がSupplemental Materialの中だけで引用されている。著者らはコンピュータサイエンス関係の人々なので、「どの遺伝子をやったか」は彼らにはSupplemental Materialなのかもしれないが、その程度の意識ならBioinformaticsにわざわざ投稿しなくてもいいと思う。自分が投稿したときは「生物学的な情報がない」ことをしつこく追求されて閉口したが、こういう論文を見ると僕らの論文の査読者が「何に」反発していたのかよく解る。我々のは「坊主にくけりゃ...」の類でいじめられていたのだ。迷惑な話だ。





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