出産・育児による研究中断者への復帰支援フェローシップ
出産・育児による研究中断者への復帰支援フェローシップというのがある。



基本的に広義の「研究」に関係ないことはあんまり書きたくないのだが、なにせ私は男女共同参画推進委員会委員でもあるわけで知らないふりはできない。つまり、どういうことかというと物理学会は「物理分野からの応募者が少ない」ことを危惧しています。いま、出産・育児でキャリア中断している人は情報が届かないし、お世辞にも「女性に優しい」とはいえない(かった)物理学会ですから、誰も応募してくれないのではないかと。このブログをご覧の方、あるいは、その知り合いの方で該当しそうな方がおられたらご連絡ください。最大限のサポートを同委員会では考えているようですので。
参考までに
# 博士の学位取得者(人文学、社会科学分野にあっては、我が国の大学院博士課程に修業年限以上在学し、所定の単位を修得の上退学した者で、博士の学位取得者に相当する能力を有する者も含む)。
# 平成18年4月1日から遡って過去5年以内に、出産又は子の養育のため、概ね 3ヶ月以上やむを得ず研究活動を中断した者。

が対象者だそうです(蛇足ながら「女性」という条件はついてません、つまり、育児パパでもいいということです)。


Posted by tag 12:33 | 日記 | comments (2) | trackback (x)
コメント
本の選択が似てしまいましたか。市原さんには「統計物理の人が多いが、本のオーバーラップがない」と言われていたので意外です。
カンブリア爆発の件は、確かにあの著者は認識を誤っていますが、正しい理解と眼の誕生による化石の突然の出現という解釈は接続可能です。大野さんがどういう意味で「違うのでは」と言ったのか不明ですが。
ビッグバン宇宙論は僕は知らないことも随分と書いてあったので面白かったですが、結局、使い古されていると感じるかどうかは「知っていることがたくさん書かれている」と思うか「知らないことも書いてあった」と思うかの差のように思います。早川さんは博学だからひょっとすると知らない部分が皆無なのかもしれません。
Posted by tag | MAIL | URL | 07/01/06 01:02 | 2pP51AxI
似たような本を読んでいますね。眼の誕生のカンブリア爆発の認識は大野さんに聞いたら「違うのでは」とされました。ビッグバン宇宙論はそこそこ面白かったけどやはりネタが使い古されていますね。
Posted by 早川 | MAIL | URL | 07/01/05 21:42 | SBP/DPck
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