東京大学の生命科学
東京大学の生命科学に参加。



建て前は「卒研生の勉強のため」ですが、自分が面白いからいっただけ、という話もある。段取りが悪く、卒研生全員に声かけができなかったのは失敗だった。
午前中は工学研究科。微細加工技術をつかって、心筋細胞や神経細胞を数個から数十個ずつ並べて挙動を観測する、という研究は圧巻だった。あと、マイクロ流体系をつかって、微小な水玉を作って試験官として操作する研究とか。
午後前半は、理学系研究科。だけど、面白かったのは、生体機械融合システムとか、ここでやっているメタゲノム的な手法を使った水質評価とかで、肝心の生物学的な内容はパッとしない。
午後後半は薬学研究科。しかし、やはり圧巻はここでやっているNatureにも掲載されたトリインフルエンザの人間への感染の可能性の話。「パンデミックが発生したら我々人類はやるべきことをしなかったことを公開するだろう(この講演会は建て前は一般向けだ。そうとは思えない内容も多かったけど)」とかやって終わったもので随分とインパクトが大きかったようだ。このグループは相当、巨大みたいだし、マネージメントと広報の才覚が無いと研究者も難しい時代なんだろうな。
冒頭で東大の総長が演説していたが、東大も開かれた大学、社会に研究成果をフィードバック出来る大学をめざすそうだ。東大がみずからそういうようでは、基礎研究も本当に大変な時代だろうなこれから。


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