今日からコンファレンス開始。午前中はチュートリアルとかいうのに参加したが初歩的過ぎたので午後からはワークショップという方に参加。夕方から、本番のコンファレンスが開始になる。今日はキーノートスピーチ2件とwelcome partyだけ。それにしてもさすがラテン系というか運営が大雑把。「部屋の場所がわかりにくい」と苦情を言ったら、2日目からは皆覚えるからいいんだ、という返事だったし、ブースの看板が最初上下逆さまだった(後で直ったけど。)誰も話しかけてこないかと思ったら、結構、話しかけてくる。日本人がほとんどいないし、もの珍しいのだろう。中にはISMB2003でお前をみたぞ、というやつまでいた。ISMB2003の鞄を持って行ったし、日本人の数は少ないから、覚えていたのだろう。普通、2年前の参加者は覚えてないよ。
とりあえず、無事到着しました。成田でいきなり停電があったりして驚きましたが、無事、到着しました。コペンハーゲンまでの飛行機では製薬会社の人、マドリッドまでの飛行機ではECCB05に参加するデンマーク人(?)と隣席して退屈せずにつきました。ホテルのエレベータでは「お前はECCBに出るのか?何時から始まるか知ってるか?」といきなり聞かれるハプニングもありましたが、明日からどうなることやら。
基研研究会の案内が流れてくる。いろいろな意味で意欲的な研究会であると思う。それにしてもこの世話人の組み合わせはなかなかすごい。太田隆夫先生と延与さんや野尻さんが一緒に研究会をやるとは思わなかった。太田先生は昔から研究関係でよく存じ上げてますが、延与さんや野尻さんは男女共同参画とか学会託児室とかの関係の知り合いです。雑用にまぎれてすっかり研究が沈滞してしまった僕と違って彼女たちはしっかり「両立」させられるんですね。反省しないと。ちなみに、研究会の参加申し込みは10/9と締切が迫ってますので興味ある方はお早めに(今見たら「分野交流型研究会」と銘打っている。こういうカテゴリーが基研の研究会にもできたのだろうか)。
Book on Bioinfomaticsの件は寄稿依頼理由があやふやなのでやはり基本的に断る方向性が強まった。偉そうにしているつもりはないけど、やっぱり、今の段階で僕に執筆依頼が来るのはランダムチョイス以外の何物でもないとしか思えない。
こっちの方は今日会ってきたけど、かなり強引に自分が書きやすそうな方向にねじ曲げてから書く方向で検討することに。偉そうだけど「構成案を送るから、気に入らなければ他の執筆者を探してください」とか言ってしまった。でも、書けない内容の本を無理して書くのはやはりお互い、時間の無駄だと思う。僕はE先生やH先生の方がいいのでは言ったのだが、この先生たちは今回の刊行主旨には一致しないとのこと。中身が「高級」になりすぎる、ということらしい。僕は「高級じゃない物」を書く才能が見込まれたわけだ。